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向かいの教習所で年にいちど、日がないちにち鳴り響く「よさこい節」から逃れるべく、今日は外出しようと決めていた。
物件探しにおつきあい。聖蹟桜ヶ丘と国領。
まずは聖蹟から。
道々、おやつ。豆乳花、たけのこの里（「きのこ派？ たけのこ派？」と訊くと、みな口を揃えて「たけのこ」と答える。私は「穏健なきのこ派」なので自分ひとりのときはきのこ、誰かと一緒ならたけのこを買う）。
関戸図書館でクリティカルヒット。
ここは保留して、国領へ移動。
聖蹟はともかく、なぜ国領かと問えば「駅前にブックオフがあるから」というあいまいな理由である。ほかに優先事項はいくらでもあるだろうに。一応リブロもあるが名のみのリブロであり、ショッピングモールというよりはスーパーの一角の、ごく普通の本屋。書店クオリティにおいては聖蹟桜ヶ丘の圧勝。たぶん。
昼 きしめんとミニ天丼のセット。
国領周辺には都営住宅もいくつかある。今週も見て回る気まんまんだったのだが、駅に近いほうの1棟に上ったところで体力が尽きた。遠くから写真だけは撮る。
ここらで誰かひとり、いきさつをぜんぶ知っている人を作るべきかもしれない、とふと思った。助言や指南が欲しいのではなく、ただ洗いざらい話しておきたくなっただけ。相手を選ぶが。友達でなくても、それこそカウンセラーとか。それもなんだかなぁ。
夜 鶏そぼろ弁当、甘夏ゼリー。
