昼 カップきつねうどん。


居候嬢の留守電。
「今までありがとう。京都に帰るかもしれません」と。
帰れる場所があるなら帰ったほうがいい、と思う。
が、「今までありがとう」という言葉に危機感を覚えて、電話をかける。
コゥが死んだとき、同じ言葉を残してきたから。
「生きていくのしんどいよ」と泣きじゃくる声を最後に電話が切れる。
再度かけ直すと、無感情な声で「用件がないなら切ります」と応じられたので、メールを送っておく。


かもめの玉子


18時に外出。経堂へ。
「一生のお願いで」と泣き落とされ。
けっきょく京都には帰らないらしい。連日、言うこととやることが違うので困る。
人を呼びつけておいて、よろよろ室内を這って移動し、やがて眠り込む居候嬢。


夜 茶碗蒸し、おぼろ豆腐
家主が買ってくれたもの。


ほどなくして家主も眠ってしまったので、22時においとま。


しろぱけ。