先輩の結婚式に出席せず、吉祥寺へ買い物に出かける。
「最近どう?」と振られたとき、ただでさえ答えづらい、その答えづらさのきわみから逃れるために。


昼 パン、五家宝の残り。


同居人、ディスクユニオンでCDを売る。ボアダムズ関連はあいかわらず需要があるんだな、と買取表を見ながら感心する。あとクセナキスとか。
ディスクユニオンに行くたび、実家のどこかにしまってあるMark Stewart『Learning To Cope With Cowardice』(CD化される直前に結構な額を出してアナログを買った。今はなき新宿のラフトレードにて。その後CDも買い直し、そっちはしばらくして売った)の存在を思い出す。いつか持ってこようと思って、いつも忘れる。かれこれ数年間ジャケットから出していない。カビが生えてるんじゃないか。ごはんを入れっぱなしの電気ジャーみたいだ。
中古でWarsawのアルバムを買う。Joy Divisionの前身バンド。
欲しい新譜はたくさんあるのに、時間もお金も限られた中で、わざわざこういうのを選んでしまう因果。とても若い時期、人に影響を受けるでも人と共有するでもなく一人で聴いていたころの音楽が、ときどき恋しくなるんだよな。ということにしておく。


アロマテラピーナビゲーション。楽しい。


「おまえ、休みの日はいつも何やってるんだ?」
「・・・アロマとか」
そんな部下。男25歳。変化球だ。


テールドックのチェリーシリーズが驚くほどにさくらんぼだった。香水ではなくヘア&ボディオイル(のほかにはリネンウォーター、バスソルト等)だけれども、さくらんぼの香りをお探しの方は是非。
と、誰に向けて書いてるのか。


夜 くぐつ草のカレーセット。
自分の葬儀で流してほしい曲について。遺言とまではいかなくとも、生きてるうちに身近な人に伝えておかないと、ろくでもないものを流されかねない。
同居人の親友が10代で亡くなったとき、お葬式ではハイスタの『グローイング・アップ』がかかっていたという。胸がつまる。


私のときはNew Orderバージョンの「Ceremony」でよろしくお願いします。