朝 クラッカー、クラムチャウダー


昼 たけのこの里


夜 かに雑炊。



なるほどバレンタインデー以来、自分で調理したもの食べてないのか・・・、人に作ってもらったはいいが3口ものどを通らなかった肉じゃがの鍋は、その日までの1週間、蓋を開けられることなく放置されていて、はっきり言ってうとましかった。
1年間いちども使ってない電磁調理器は、まともに動かしたらどのくらい電気代を食うのか?
もと同居人もまた「自炊は楽しい」と言う。きちんと生きている気がすると。生命を維持する最低限の欲求であり、それ以上のどんな贅沢なものにもなりうる食の力を私は信じていたし(たとえば「食を制するもの家庭を制する」というような格言)、だからこそ必死になって毎晩の食費にルールを課し、一汁三菜にこだわってきたのだが、その柱が崩れたって死にはしないことも、それはそれで学んだ。
きちんと生きたいと思える日もある。オナニー実況とか風邪薬中毒とか、そういう薄汚いものから離れて、今からでも何度でも別にやり直せるのだと思う。希望の音を鳴らす彼らにはとっくにわかっているのだろう。学ぶ前から、初めから知っている人たちだっているのだろう。


ただ毎日が眠いよ。



夜食にフルーチェ(イチゴ)一気食い。さもしい、これも喜び。