4時半に出る。最初に何人いたか知らないが、帰りぎわには3人になっていた。


六本木からの始発を待つあいだ、富士そば。鴨南蛮うどん。
東京メトロの切符で大江戸線に乗ろうとしてしまい、阻まれる。


明けがたの京王線、木の芽どきのざわめき。幼いころはこの時期いつも高熱を出したり情緒が揺らいだりして、春は苦手だった。そのなごりは今もある。
本格的に心を病んで以来、ことさら色あせた景色がときおり、ふっと、ごくまれに、一瞬だけ鮮やかになり、すぐに戻ってしまうのが辛かった。いちいち切ながっても埒があかないのはわかっている。なるべく忘れないよう心がけることに決めた。


グレープフルーツゼリーやトマトジュースやブルベリアヨーグルトなど、邪道なものらで服薬。


11時就寝。
1時間おきくらいに起き出してがさごそ。


隣人が唐突にカホンを購入してくる。


夜 ブールドネージュ、梅がゆ。


丑三つ時、「女の子って案外非情なんだな」という趣旨のとばっちり。十把一絡げにするんじゃねぇ。
肥後ずいき」。野菜だとばかり思っていたら不意打ちを食らって一気に脱力する。その後、釈明の電話がかかってきてさらに笑う。深夜に笑いをありがとう。