3時ころ鍵の開く音。
6時に目が覚める。
7時にそっとおいとま。
兄が住んで10年以上になる部屋は、こまごまとした玩具だらけ、扉にはポストカードだらけ(蹴破った穴をふさぐために1枚貼ったことから始まって、いまや全体を埋め尽くしているのだそうだ)のくせに、ちっとも雑然としていない。完成されたジグソーパズルのようで、さわるのが怖かった。
というのはこじつけで、単にうまく寝直せず、起きてマンガを読むような気力もなかったので。


千代田線直通女性専用車両


朝 焼きそば、グレープフルーツゼリー、アイスボックス巨峰。


先走り。
正確にはジョン・K・ノイズ『マゾヒズムの発明』の裏に5T。
武田百合子の4Tは見なかったことにする。


昼 ハーブソーセージのリゾット、ヨーグルト。


恋人、山梨より帰還。
おみやげの桃とデラウェアを一気に食べてしまう。
スペシャルゲストにまめ。
豆柴とはいえ大きな動物の登場に、ニーニがしっぽを試験管ブラシのようにふくらませて威嚇していたが、ほどなくして落ち着いた。


たけのこの里